加齢臭とホルモンの関係性

加齢臭とホルモンの関係性

加齢臭と関係が深いのが、別名アンドロゲンとよばれる男性ホルモンです。

 

男性ホルモンは、体を男らしくして、筋肉をつけたり、声変わりをさせたり、闘争心を芽生えさせたり、攻撃的にさせたり、性欲を高めたりする作用があるホルモンのことで、女性でも持っています。

 

また、男性が男性らしくいるために重要なホルモンといえ、この男性ホルモンは加齢臭と関係があるのです。

 

加齢臭というのは、皮脂が多く出る方ほど強烈な臭いが出るといわれていて、男性ホルモンには、その皮脂を多く出す働きがあります。

 

そのため、男性ホルモンの量が多い方は、少ない方に比べると臭いの原因となるノネナールが多く、加齢臭がキツくなることが判明しています。

 

ホルモンの一種である女性ホルモンですが、女性ホルモンは、女性らしい体にしてくれ、生理に関係するホルモンのことで、閉経を迎えることで出る量が少なくなっていきます。

 

女性ホルモンには、脂肪酸が酸化しないようにしてくれる働きがありますので、男性よりも加齢臭が出るのは遅く、50歳を過ぎたあたりから加齢臭が少しずつ出てくるといわれています。

 

年齢を重ねることで女性ホルモンは大幅に少なくなりますが、男性ホルモンは少しずつしか少なくなっていきません。

 

加齢臭を出なくするためには、女性ホルモンを体の中で、より長い時間出るようにしていくことが重要といえるでしょう。